ビットコイン取引は、現状はセキュリティ面で不安があると言わざるをえないでしょう。
ビットコインの取引所はあくまでトレードを行う場所なので、大金を置いておくことには向いていません。二段階認証すら導入していない取引所もあります。
二段階認証の方法としては、メール認証、SMS認証、アプリ認証などがあります。
このうち、メール認証についてはフリーメールでもできてしまうため、やや不安があります。パソコンと携帯電話という2つの機器を使用する認証方法がよいでしょう。
クレジットカードを登録するときにも、慎重になっておく必要があります。
海外の取引所ではなるべくクレジットカードの登録は避けたほうがよいかもしれません。日本の取引所でビットコインを購入して、海外へ送付するという方法がよいでしょう。
クレジットカードについては、裏面のセキュリティコードも入力しなければ決済ができません。
しかし、パスワードの入力が必要な本人認証サービスのソフトまでは導入されていないようです。
日本の取引所でも、クレジット決済の手数料は利用者負担となっているので、割高になってしまうことは理解をしておきましょう。
ケースバイケースですが、基本的にはインターネットバンキングなどで入金をすることがおすすめです。
ビットコインの取引所でやりとりするならウォレット必須
ビットコインの取引所はあくまでトレードをする場所なので、基本的には長期的にビットコインを保管しておかないほうがよいです。
ビットコインを保管するなら、ウォレットが必須です。ウォレットにはウェブウォレット、スマートフォンウォレット、ハードウェアウォレットなどの種類があります。
セキュリティ面で一番信用ができるのは、ビットコインを保管できる用品であるハードウェアウォレットとなるでしょう。
ただし、実際に存在している用品なので、なくしてしまうと財布を失うのと同じ効果があるという点に注意が必要です。
ビットコインを取引所から取引所へ送ったり、プリペイドカードなどに入金をしたりする人がいますが、これはあまりおすすめができません。
なぜなら、取引所からビットコインを送付すると、記録が取引所側で保管されてしまうからです。
自分のウォレットから送付をするようにしておけば、送金の記録がすべて自分のウォレットに残っていますので、なにかトラブルがあったときに確認しやすくなります。
また、ウォレットは送金をしたという証拠ともなります。
長期保管用だけでなく、送金用としてもウォレットは必須と言えるでしょう。